木曜日は、ストレッチ操体の日でした。
午後2時から3時半まで明石生涯学習センター分室 和室で行いました。
1時45分を過ぎると、参加者が「こんにちは!」と元気良く来られます。
しかし、今日は、ある60代の女性が、「こんにちは」と少し元気のない声で部屋へ入
ってきられました。
「ここへ来る途中にめまいがして・・・」
との事。
「でも、せっかく来たから見学します」と言われ、畳の上に腰を下ろされました。
たぶん、こんな時は、「ちょっと横になったらいいよ」
とか「うん、ゆっくりしておいて」
と声をかけるのが誰にでも出来る事ですよね。
でも、ウエルネスハートの活動の中はちょっと違います。
「じゃぁ少し落ち着いたらゆっくりお水を飲んで、座れるようなら座ったまま、横に
なった方がよければ横になったまま居てください」
と声をかけます。
そう、タッチフォーヘルスを行うのです
タッチフォーヘルスは名前の通り「健康のためにタッチ(触れる)する」のです。
本来、その人の気の状態を確かめながら施していきますが、とりあえず簡単に気のバ
ランスを整える方法を行います。
その方の背中のあるポイントの所を順番に軽く触れて、体に信号を伝えます。
すると、2つ目のポイントを触れたあたりから、その女性が「あ~体の中から足先ま
でなんかスーっと流れ始めた感じです」
と声を発し始めました。
そう、滞っていた気の流れが、ちょっと信号を送ってあげる事で、自身の力で気の状
態を元の状態へ戻し始めたんです。
すると、びっしょり汗をかかれていたのが、す~と汗もひき、うつ向き加減だった顔
もまっすぐ向いて、お話を始めてくれたんです。
私は、そのお話を聞きながら、タッチフォーヘルスを続けました。
簡単な施しを始めてから約5分ほどのタッチフォーヘルスでしたが、終わった後、「
体が楽になりました。気持ちもスーっとしてます」
そして「有難うございます」
と笑顔でお礼をくださいました。
その笑顔は、部屋へ入って来られた時のものとは正反対。
笑顔を目で見る事はできませんが、感じる事はできます。
一緒にいた方も「いい顔(表情)になってるよ!」と言われていました。
タッチフォーヘルスは、いつでも、どこでも、どんな人でも出来る手技療法。
こうやって、あせらず気のバランスを整え、気を元に戻して【元気】に出来るタッチ
フォーヘルスは、やっぱりいいなぁ~♪
って実感をした日となりました。
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