みんなが一緒に暮らせる社会に

人生の半ばで徐々にあるいは急激に視覚を失ってしまうことは本人や家族にとって精神的にも肉体的にも大きな負担となります。

これまで構築し維持してきたQOL(生活の質)が低下することで、約半数の方が自殺を考えるようになる事実があります。

こういった事は知り合いや会社などには知られたくないと考えていたり、相談出来る場所や機会が少ないことも現実です。

 

ウエルネスハートではこの事業で、中途視覚障がいについて本人や家族、サポートをされている方だけでなく、健常者の方にも正しく相互理解が出来るようになっていただければと考えています。

 

 

 

理想を目指して

中途視覚障害者の自信と笑顔を取り戻す事業に取り組んでいるウエルネスハートですが、ユニバーサル社会を本当の意味で捉えた時に、ある疑問が湧いてきました。それは、健常者、障害者といった「区別」の存在です。何の意味があるのでしょう?

 

経済や生産性などの効率を求めると、確かに障害を持つ人にとっては住みにくい世の中になってしまいます。では、人は何のために生まれて生きているのでしょう?おそらくはこの世に生まれたことを喜び、楽しむためにそれぞれが役割を持って生まれてくるのだと思います。

 

例えば、生産性や効率を重視しない芸術の世界で活躍される障害を持つ方はどうでしょうか?。効率や生産性を要求される実業の世界で活躍されている方も同様ではありませんか?。誰もが「出来ることを見つけてチャレンジする」ことで「区別」の意味は無くなっていくのではありませんか?

 

勿論、様々な問題でサポートが必要なことはあります。でも、それは障害を持つ人に限ったことではありません。

 

全ての人が、精神的に自立しながら、手をつなぎ合って支え合える。

ウエルネスハートは「出来ることを見つけてチャレンジする」を

理想の社会を実現するステップと捉えて活動しています。